ほうじ茶のカフェインは寝る前に摂っても大丈夫?含有量をコーヒーや紅茶と比較してみた
目次
ほうじ茶に含まれるカフェインはどれくらいの量?比較してみた
冬には身体を温めるのに重宝するほうじ茶ですが、実はカフェインが含まれるって知っていましたか?
私は最近になって初めて知りました。
ペットボトルなどであれば、よくよく成分表示などを確認すれば見ることができます。
少し調べてみたところ、調査結果がありました。
○カフェイン
・100mlあたり
緑茶は、8.0 ~ 14.8mg、平均 11.3mg。
烏龍茶は 8.7 ~ 17.7mg、平均 13.3mg。
紅茶は14.0mg、10.2mg、平均 12.1mg。
ほうじ茶は14.6mg、9.9mg、平均 12.3mg。
ジャスミン茶は 6.9mg、9.2mg、平均 8.1mg。
ノンカフェイン茶は№18 が 0.7mg、それ以外は不検出でした。№ 1 8 には、カフェインについて1mg / 100m?未満をゼロとする旨の表示が
あり、これを満たしていました。
参考品の缶コーヒーは 47.9mg、
コーラは 9.6mg、
栄養ドリンクは 230.0mg でした。引用:北海道立消費生活センター
http://www.do-syouhi-c.jp/test/kira101otyanokafein.pdf
ということで、ほうじ茶のカフェイン含有量は
コーヒー>>ほうじ茶=緑茶=烏龍茶=紅茶>ジャスミン茶
というイメージで問題ないようです。
平均的に見ると紅茶などとそれほど変わらないということですね。
カフェインは人によっては効果に差があります。
よって、日本では摂取上限などは決められていません。
が、
WHOでは妊婦はコーヒーの摂取量を一日3~4杯まで
英国食品基準庁(FSA)では自然流産を引き起こす可能性があるということで200mg
カナダ保健省 (HC)では
・健康な成人は最大400 mg/日(コーヒーをマグカップ(237 ml入り)で約3杯)までとする。
・13歳以上の青少年については、データが不十分なため、確定した勧告は作成しなかったが、一日当たり2.5mg/kg 体重以上のカフェインを摂取しないこと。
引用元:厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html
となっています。
子供や赤ちゃんに飲ませても大丈夫?
カナダ保健省 (HC)では、
・ 子供はカフェインに対する感受性が高いため、4歳~6歳の子供は最大45mg/日、7歳~9歳の子供は最大62.5mg/日、10歳~12歳の子供は最大85mg/日(355ml入り缶コーラ1~2本に相当)までとする。
引用元:厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html
となっています。
ほうじ茶の100mlあたりの含有量は12mg前後ですから、赤ちゃんや3歳以下の子供には飲ませないほうが間違いありません。
小学生になったとしても、ペットボトルのほうじ茶一本を飲ませたら1日の摂取量はアウトです。
親御さんによっては、飲ませた日のテンションが高すぎて困ったという方もいらっしゃるようです。
なかなか置いていない気もしますが、ホット飲料はノンカフェインを選んだほうが無難ですね。
夜寝る前にほうじ茶を飲むのはどう?
ほうじ茶にはカフェインが含まれるので、カフェイン耐性の低い方にはおすすめしません。
※カフェインがよく効く人
コーヒーより含有量は多くないので、気にならない方は摂取してもいいでしょう。
ただ、ほうじ茶を飲む目的が【身体を温める】ことであれば、白湯などに切り替えることをおすすめします。
味付きがいいのであれば、ちょっと値段は張りますが、ノンカフェインのお茶などにしましょう。
カロリーが気にならない方は、はちみつ湯などもおすすめです。
あと最近知ったものでは、メープルシロップのお湯割りも美味しくていいですよ。
200mlくらいにティースプーン山盛り一杯程度のメープルシロップをいれるだけの簡単さです。
入れているシロップの量の割には甘さを感じるので、機会があればお試しください。
まとめ
ほうじ茶のカフェイン含有量は緑茶や烏龍茶などと同等!
妊娠中の摂取制限はもちろん、子供や赤ちゃんにも飲ませないほうがベター!
寝る前に飲むと寝付きが悪くなる可能性があるので気をつけよう!
ということでした。
私自身は夜のおやつタイムなどにガンガン飲んでいたので、これから気をつけようと思います。